TIPA®アセスメントプロジェクトにおける役割
TIPA®は、プロセスのパフォーマンスに関する情報を集める効果的な方法として、アセスメント対象となるプロセスの汎用的、および特定の指標の収集に、インタビューを基本とするアセスメント手法をとっています。インタビューを受ける人は、アセスメントされるプロセスを運用/管理している、またはそのユーザです。組織内でプロセスがどのように実施されているかを理解し、プロセスの成熟度レベルを最終的に決定するために、インタビューが実施されます。
TIPA®の認定を受けた人だけが、アセスメントの管理/主導や実施の権限を得られます。TIPA®の認定についての詳細な情報は、認定資格のページをご参照ください。TIPA®アセスメントのプロジェクトに関与する正式な役割には、二つの種類があります:
TIPA®アセッサ
TIPA®アセッサは、アセスメントインタビューの実施やプロセスの成熟度の決定のためのアセスメント結果の分析を担当します。
TIPA®アセッサの役割:
TIPA®では、TIPA®アセッサがペアでアセスメントを実施することを推奨しています。アセスメント結果は、インタビューから得たプロセスの評価材料の分析により導出されます。ペアとなったTIPA®アセッサは、分析した内容を正式なアセスメント結果とするために、お互いの見解について合意するまで話し合います。認定TIPA®アセッサは、TIPA®リードアセッサの指揮、管理のもと、アセスメントプロジェクトに参加します。
TIPA®リードアセッサ
TIPA®リードアセッサは、TIPA®アセスメントプロジェクトのプロジェクト・マネージャです。TIPA®リードアセッサは、TIPA®の手法に従って、TIPA®プロジェクトを確実に遂行することはもちろん、ISO/IEC 15504標準の要求事項に適合したアセスメントを実施することにも責任を負います。
TIPA®リードアセッサの役割:
役割、研修、および認定についての詳細は、認定資格のページをご参照ください。